「温故知新」~働く女の和風道~



忙中閑あり

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週に一度のお茶のお稽古の日はサッと退勤して
教室へ向かいます。
電車の中で前回に習ったお手前の復習と
再確認したい手順をしっかり整理。

教室には男性も多く、ビジネススーツから
作務衣に着替え熱心にお稽古しています。

戦国時代において、お茶の席では敵も味方も、身分の
違いも一切取り払われ風雅なひとときを共にしました。
(NHK大河ドラマでよく出てくるシーンです)

私も身支度をして薄暗い茶室に入ると
ベテランの生徒さんとも不思議な一体感に包まれます。

粋な江戸風の話し方をされる美しい大先生が
忙しい師走にふさわしいお話をしてくださいました。

   「 忙中閑あり 」
忙しい中にも静寂はあるもの、時間はあるものだ、と。

確かに・・・日ごろ忙しい私達も工夫をして
時間を作り出し、こうして静かな空間に身を置く。
そして明日からの一層の活力を得る。

戦国時代の武士達も動と静のバランスを取り
彩り豊かな日々を全うしようとしたのでは・・・
心にとどめておきたい言葉です。

There is a quiet moment during busy days.
It will enable you to get into work more effectively.
by ballerina24 | 2009-12-12 23:15 | 茶道
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フラメンコと仲間、語学や仕事に、散歩 楽しみ見つける日々
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