週に一度のお茶のお稽古の日はサッと退勤して
教室へ向かいます。
電車の中で前回に習ったお手前の復習と
再確認したい手順をしっかり整理。
教室には男性も多く、ビジネススーツから
作務衣に着替え熱心にお稽古しています。
戦国時代において、お茶の席では敵も味方も、身分の
違いも一切取り払われ風雅なひとときを共にしました。
(NHK大河ドラマでよく出てくるシーンです)
私も身支度をして薄暗い茶室に入ると
ベテランの生徒さんとも不思議な一体感に包まれます。
粋な江戸風の話し方をされる美しい大先生が
忙しい師走にふさわしいお話をしてくださいました。
「 忙中閑あり 」
忙しい中にも静寂はあるもの、時間はあるものだ、と。
確かに・・・日ごろ忙しい私達も工夫をして
時間を作り出し、こうして静かな空間に身を置く。
そして明日からの一層の活力を得る。
戦国時代の武士達も動と静のバランスを取り
彩り豊かな日々を全うしようとしたのでは・・・
心にとどめておきたい言葉です。
There is a quiet moment during busy days.
It will enable you to get into work more effectively.