「温故知新」~働く女の和風道~



カテゴリ:茶道( 50 )


美しい はし

c0225143_23535917.jpg裏千家には 星の数ほど
お点前があり

「総飾り」 という上級の
お点前では 火箸を 扱います

難しく考えず 自然に
お箸を 持つように 扱えば
いいのですが

敬愛する 宗美先生いわく
正しく 箸を持てない 若年の
方が多く そのように 教えても
理解できず きちんと扱えないそう

握りこむように 持ったり
交差させて 持ったり
間違った癖のまま だれも 愛をもって
指摘してくれず 社会に 出てしまったとしたら・・・


お箸の持ち方と 手元には 無言の 品位が 漂う
たかが はし  されど はし

Failure is the best teacher ever you met.
by ballerina24 | 2012-09-15 12:32 | 茶道 | Comments(2)

朝 涼

c0225143_8435950.jpg猛暑となった 週末の お茶会

お洋服参加が多いと 思いきや
10名中 8人が 夏の着物で
集まり さすが
和文化への 思いの 強さに感服

午前 九時ごろ 教室へ向う道
意外にも ふく朝風が
とても 心地よくて
絽の 着物に 爽やか

日が高くなれば この涼風も
熱風になってしまう ほんのひととき

暑い中にも ささやかな 涼しさを
見つけることができるのです

~ 今週の 季節の 言葉 ~
露の玉  木 陰  朝 涼 
by ballerina24 | 2012-07-31 08:44 | 茶道 | Comments(0)

眠れぬ 夜 ~お濃茶

c0225143_22381720.jpg美味しい お濃茶を飲むと
夜中の 3時 4時 ・・・
頭の中の電球が 煌々と点灯し
まったく寝付けなくなります

正式なお茶会以外では
なかなか いただけない お濃茶

でも お稽古で 稀に その
お客様に当たることがあり
幸運の一杯を しっかり飲みます

ほの甘くて 旨みたっぷり
ドロリと 濃厚な 深緑色

私の持論ですが お茶は 最高の 美容液

なぜなら お教室の先生や 生徒さん達は
みな 髪が 豊かで 緑の黒髪は つやがあり
太った人はいないし お肌も しっとりときれい

静岡県民の 胃がん罹患率が 低いのも お茶の効能らしいし

また 眠れなくなる と わかっていても
濃茶を たっぷりと また 飲んでしまうでしょう
by ballerina24 | 2012-07-21 22:46 | 茶道 | Comments(2)

香合

c0225143_22285032.jpgお茶会で 床の間に飾られる香合

季節の植物や動物をかたどった
香合は 小さな芸術品です

上級のお点前で 使われるので
私には あこがれの お道具

先日 香合に絵付けする
ワークショップに参加してきました

真っ白な 香合の 焼き物を 前に
あれやこれや 構図や 配色を考え 瞑想する

c0225143_22392920.jpg

作品を 無から 創り出すことは
なんと 迷い 悩み 大変なのでしょう

勇気 決断 予見し 全体を俯瞰する 力
作品創りは 自分らしい人生を
紡ぎだしていくのと 似ている

心に思い浮かぶ 私の人生のイメージ 百花繚乱
流れるような桜を 描きました
This is the best scent box I ever saw.
by ballerina24 | 2012-07-14 01:38 | 茶道 | Comments(2)

夏の 主菓子

c0225143_8323015.jpg7月の 季節の言葉

銀 河
星 の 雫
逢 瀬
天 の 川

夏の 静謐な夜空が 思い浮かびます

仕事を終えて お茶のお稽古へ
向かうときは もう夜空

今夜の 主菓子は 透明の寒天に
栗のかけらが 星のように散らされ
とても 涼やか

でも お懐紙に取り上げてから
食べるのに 静かなる 奮闘

楊子で小さく切って刺すと
ツルンと滑って 逃げる
また刺して ツルン 刺して ツルン ・・・

無言で 格闘するうち 寒天は お懐紙の上で ますます
小さく 切り刻まれていき・・・

お茶が たつまでの間に なんとか やっとの思いで 食べ終えました
お菓子を 上品に 涼やかに いただくのも 難しいようで 
by ballerina24 | 2012-07-11 11:03 | 茶道 | Comments(2)

たたみ の 作法

c0225143_12333097.jpg和室での暮らしが めっきり減り
私の家も 全フローリング

たまに 畳の部屋に お邪魔すると
どのように入り 歩き
座ればよいのか さえ
とまどいます

茶道を再開して だいぶ
落ち着いて 振舞えるように
なってきました

たたみの縁は 踏んではいけません
足は無論 手も・・・

先日 うっかり 縁に手をかけてしまい
先生から 注意をいただきました
頭でわかっていても 正しく
実践できるかは 別だ と痛感

「 暮らしの中で怖いのは、行儀の悪さと 自堕落です 」 
向田邦子さんが 書いています

自宅では 楽して ダラけたい 気持ちもあるけれど
私は この強烈なメッセージに 日本女性として 共感します
by ballerina24 | 2012-06-20 12:38 | 茶道 | Comments(0)

恥じらい

c0225143_2143267.jpgこの時期 お花屋さんで 豪華に咲く 芍薬
花言葉は 「恥じらい」 「慎ましさ」

見事に 咲く姿もいいけど
茶席に 活けた 丸々したつぼみと
青々した葉が 好きです

その 清楚な姿をみると
花言葉にも 納得できます

さて
茶道の段が 進んでいけば
掛け軸の 書も 読めるように
なることが 求められます

「 露 」は 読み取れるけど 
日本語が 読めないなんて


芍薬を 前に ちょっと 恥ずかしい・・・

軸とお花は 季節に合わせて 替わっていくので
お茶席では 一瞬の出逢いが とても 愛しく 大切です
It's never too late to learn something.
by ballerina24 | 2012-06-16 11:36 | 茶道 | Comments(2)

花に 弄すれば・・・

c0225143_1814328.jpg夕暮れの茶会にでかけてきました
茶会の貴公子 岡田先生の
演出は いつもamazing

茶室のお道具は 桜尽くしで
床の間の 掛け軸は
「 花に 弄すれば 衣に香り満る」

髪や肩に 花びらが 舞い落ち
小躍りする 情景が 思い浮かびます

ウズベキスタンや フランスの
美しく 珍しい 茶碗も 登場して
場が華やぎました

TEAを たしなむ文化は 古くから 世界中にあり
それぞれの 産地のお茶を 
それぞれ発展させた その共通点には 驚き

歴史も 国境も 越えて お茶を飲み
花と 戯れる DNAは 人に流れているのですね

~この日の装い~
 春の霞空を 思わせる 紬に 桜色のういろうのような帯を合わせる
by ballerina24 | 2012-04-16 22:34 | 茶道 | Comments(4)

床の間 アヴァンギャルド

c0225143_15253036.jpgアクリル作家 俵藤ひでとさんと
エモグリフ作家の 池ヶ谷和宏さんが
コラボしたアヴァンギャルドな
茶席に 参加しました

主催は 茶界の 貴公子
岡田和弘 先生

こちらが 合作の 床の間

冬の色 黒を背景に「終」
何を 感じますか・・・
(写真では アクリルの冬が見えにくいですが)

長い長い 冬が ようやく 終り
雪どけのように「冬」が 溶け落ち
その根元から 伸びる枝には
桜が つぼみを 膨らませている

「冬」と「終」を かけて 生まれたばかりの 春を表しています
作家のお二人を交えて 一服の茶を飲み 自由に感想を 話し合うひととき

利休さんが この床の間を見たら なんて言うだろう と 心は400年前にさがのぼる
彼も その当時 前例のない 茶の湯を 切り拓いた人だから
「 おもろいなぁ~」と 言うでしょう

Begin your own tradition.
by ballerina24 | 2012-03-12 23:39 | 茶道 | Comments(2)

吊り釜 ~ 春 到来

c0225143_12453948.jpg3月のお稽古の愉しみは吊り釜

天井から 鎖を吊るし 細長い
釜をかけます

春の訪れを知らせる 東風(こち)が
茶室の吊り釜を 静かに
揺らすのです

ひしゃくで 湯を汲むたびに
風雅に ゆぅらゆぅら 揺れる

春風のために 重たいお釜を
天井から 吊るしてしまうなんて 古の茶人は なんと
繊細で 貪欲なのかしら・・・


お稽古の帰り 夜10時過ぎでも 厳しかった寒さが 緩んできたのを感じる
ようやく ぶあついダウンコートを脱ぎさって 軽やかになれそうです

おしゃれ心も 萌えいずる 春になりにけるかも
Hanging Swinging hot pot, it's Spring ephemeral.
by ballerina24 | 2012-03-07 23:56 | 茶道 | Comments(2)


お稽古、語学、和装を通して美しき日本の良さを探究
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