期待の 白神山地
ブナ林の散策は
あいにくの雨
でも その 真の素晴らしさを
体験できるのは
間違いなく 雨の日
足元は 腐葉土でふかふか
雨が ブナの太い幹を 滝の
ように流れ落ち その根に
タンク5~6本の水を
貯えます
ブナの葉が スプーンのように 雨を 効率よく集めるので
森の中を 歩くと かかる雨が少ない
根にたくわえた水は 50~100年も 地中をめぐって じっくりと
山肌に湧き出るので 冷たい湧き水は やわらかく 美味しい!
命絶えたブナは 自然に倒れ また森の肥やしとなり 無駄がない
ブナは 「橅」 と書きますが 成長が極端に遅く 水分が多いので
役に立たない とされて 無 の字があてられたそう
成長が早く すぐお金になる杉を 積極的に 植えられた 日本の山々
その結果は・・・ スギ花粉 土砂崩れなどの 自然災害
世界最大 原始の ブナの森が 日本に 残されていることは 奇跡です
私なら 橅 ではなくて 木に 宝 と名付けてあげたい
白神山地では ネイチャーガイドの 方と 歩くことを おすすめします
私も ちょっとしたブナ博士に なりました