「温故知新」~働く女の和風道~



夏の 主菓子

夏の 主菓子_c0225143_8323015.jpg7月の 季節の言葉

銀 河
星 の 雫
逢 瀬
天 の 川

夏の静謐な夜空が
思い浮かびます

仕事を終えて
お茶のお稽古へ
向かうときは
もう夜空

今夜の主菓子は
透明の寒天に
栗のかけらが
星のように散らされ
とても涼やか

でもお懐紙に
取り上げてから
それを食べるのに
静かなる奮闘が・・・

楊子で小さく切って
刺そうとすると
ツルンと滑って
逃げる
また刺してツルン
逃げる ・・・

無言で格闘するうち
寒天はお懐紙の上で
ますます小さく
切り刻まれていき・・・

お茶がたつまでの間に
やっとの思いで
食べ終えました

お菓子を上品に
涼やかに
いただくのも難しいようで 

by ballerina24 | 2012-07-11 11:03 | 茶道
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フラメンコと仲間、語学や仕事に、散歩 楽しみ見つける日々
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