「温故知新」~働く女の和風道~



桐たんすが守ったもの

c0225143_0172337.jpg先日 とても印象的な 被災地の映像を
見ました

津波に襲われ がれきと ヘドロで
埋め尽くされた大地で 懸命に
思い出の品を探す人々の姿

そこに 見覚えのあるタンスを見つけて
家主が扉を開くと 真っ白なたとう紙に
包まれた着物が 出てきたのです
「 ばあさんの 着物だ!」

全てが破壊され 泥まみれなのに
着物は全く汚されず その輝く白さが 私の目に焼つきました

ほんの短い映像でしたが それは間違いなく 大切に使われてきた
桐のタンスでしょう
物言わぬ桐たんすは その身を固く縮めて
津波から おばあさんの着物を守り抜いた・・・
もしかしたら 形見の品になってしまったかもしれません

聖徳太子の時代から 認識され 利用されてきた桐材の 潜在能力と 木肌の優美さ
そして 同様に古から 恐れられてきた津波

優しく ときに荒々しい 自然の力には 畏怖の念を抱くばかりです
Live as you die tomorrow, learn as you live forever.
by ballerina24 | 2011-04-02 22:48 | 着物 | Comments(3)
Commented by もりりん at 2011-04-03 08:28 x
桐のすばらしさ
それを作った職人さんの力量
ただただ、驚きました。

長く続いているコトは、本物ですね。
Commented by ballerina24 at 2011-04-03 19:18
もりりんさんへ

Yes, indeed.
桐の 防火 防湿 防虫効果は 知識として知っていましたが
実際に目にして 私も吃驚しました

私たちの最先端の暮らしも まず自然の力ありき・・・
We can never control the laws of nature.
Commented by もりりん at 2011-04-04 14:52 x
>We can never control the laws of nature.

とっても同意します。
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