新春を迎えて初めて開く茶会「 初釜 」にいってきました。
干支の寅や恵比寿さま、花びら餅などの縁起物が
さりげなく使われ新春らしい立派なお茶会でした。
朝9時に華やかな着物姿の生徒さん方が80名近く勢ぞろいし
大先生から年頭の挨拶をいただきました。
「 一日にひとつ美しいものを見なさい
そして自分も美しいものを見せなさい 」
「 トイレは舐めてもいいくらいきれいにしておくこと 」
あらためて心を引き締めながら、
しつらえの異なる五つのお茶席と懐石料理を堪能しました。
ドロリとした濃茶はイカ墨のように唇と歯が緑に染まり
酔いそうなほど香り高く美味。
これには負けないくらいどっしりとした重たいお菓子がよく合い
私はこの組み合わせが大好きです。
お茶席では客同士が「 お先に 」「 どうぞ 」と声をかけあい
草のお辞儀をし、思いやりの精神が根底にあります。
お誘いした和文化を愛するお友達のゆかこさんも
艶やかな着物姿で来てくれ、一緒に楽しみました。
終わる頃にはゆかこさんはかなり本気で茶道をまた始めたい
という気持ちが芽生えたそうで、思わぬ嬉しいお茶効果です。
You'll learn a lot at tea ceremony such as
hospitality, attentiveness and good manner.
It's not so difficult as it seems.